独自性溢れる乾き物への志
会社が臨む伊万里湾は、東と北のふたつの松浦半島と多くの島々が点在することで波が穏やかな良港。明治35年に創業した小島食品工業は、地元近海で獲れたイワシをいりことして販売する海産物商を生業としていました。江戸時代、この港から出てオランダ東インド会社(VOC)がヨーロッパへと運んだ陶磁器「イマリ」(有田焼)のように品質高く愛される商品づくりを目指したい。その想いから「古伊万里浪漫」というブランドを立ち上げ、染付柄であしらったデザイン、化粧箱を使用しています。原料こそ日本中、世界中のものを使用していますが、他のおつまみメーカーが製造していないような珍肴づくりにこだわっています。
取材協力:
小島食品工業株式会社
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